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ユーザー様に代わり吊具の点検診断を行います。
【はじめに】

クレーンは法令により定期点検が義務づけられていますが、クレーン下で使用する吊具は法的な定期点検の定めが明確でないため点検がおろそかになりがちです。また、直接吊り荷にタッチする装置のため衝撃や損傷・磨耗が大きく点検を怠ると重大事故を招く可能性があります。

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定期点検が必要なことは承知しているが、点検箇所や方法がわからない、点検に必要な知識を持った人材が不足している、古い機械なのでマニュアルが見当たらず点検できない、不具合点はあるがとりあえず使えるのでそのまま使用している、といった理由でお困りのユーザー様に代わり弊社では長年の設計・製作経験を生かしたスピーディーで確実な点検を実施し、ご使用の吊具の健康状態を診断・評価、そしてその結果をふまえた修理や部品交換の提案も行います。また、現在使用中のものや休止している吊具を今後長く使用していこうとお考のユーザー様にはオーバーホール等も別途承ります。
【点検・診断・評価の概要】

作業チーム(2〜4名)が訪問し現地で吊具の点検を行います。後日点検チェックリストを基に診断レポートを作成して現在の吊具の状態を報告いたします。また、手直し必要な場合はその箇所と緊急度合いを報告し、今後の対応策もご提案いたします。

現地作業は点検リストをもとに行い、1台当り約2〜3時間のカバーを取り外してできる範囲での点検となります。尚、動作テスト(約1時間)ではクレーン操作及び玉掛作業をユーザー様にお願いすることとなります。
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吊具全体の動作確認
電気品の作動確認及び各種測定
機械部分の点検
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ボルトの増し締め
吊具内部溶接状態の確認
点検報告書
【メリット】
  @ 設計・製造メーカーの専門家が点検するため、過去の経験や設計データに基づいて、重要ポイントを短時間で確実にチェックします。
  A 故障や事故により発生する莫大な費用や時間損失を考えると、事前に点検整備を行った方がコスト面で大変有利です。点検後は安心して長期間使用することができます。
  B 弊社で点検記録や修理・交換部品履歴をデータベースで保管します。ご要望があればユーザー様に公開いたしますので、ご担当者が変わっても記録を確認することができます。
    C 弊社は、現在までの30年間に製作した1000台以上の吊具ほぼすべての図面をデータベース化しております。
点検を行った吊具は、これらのデータを活用し、メンテナンスに関してのアドバイスや消耗品の迅速な製作・納入をさせていただきます。
       
【対象製品】

  コイルリフター、C型フック、ビレットリフター、吊りビーム等、弊社が製作しました荷役省力化吊具とします。

   ※ 他社製品は詳細図面をお持ちの場合のみ、ご検討させて戴きます。お気軽にご相談下さい。
【お問い合わせ先】
  福山鍛鋼造機(株)営業部  TEL(084)953-8181