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  2005.2    
   
■ FEM解析にて設計した新型コイルリフターを開発

 この度、高頻度に使用されるユーザー向けの新型コイル用吊り具(コイルリフター)を開発しました。
  その開発に際し、業界初のFEM解析による設計を行ない、製品の信頼性、安全性を飛躍的に高めるとともに、軽量化・コンパクト化にも成功しました。

  近年、コイルリフターはコイル単重の増加やコイル置き場の効率化に伴い、使用頻度が非常に高いユーザー(高炉メーカーの製品倉庫等)でも軽量・コンパクト化が強く要求されています。

  そのニーズに答えるには、従来の設計手法では困難と判断し、弊社はコンピューターを使用した有限要素法による強度解析(FEM解析)を行った製品作りを実施しました。

  この解析方法を実施することにより、複雑な形状をした部分についても正確に強度評価をすることが可能となり、最適な材料・最適な形状を決定する事ができました。

  疲労強度についても充分に安全であることが確認できるため、長期間安心して使用いただける製品となっています。

  この手法による製品開発を今後積極的に進めてゆき、より安全で便利な製品を作ってゆきます。